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雑記

第3次食育推進基本計画を読み解く 3

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(5)食文化の継承に向けた食育の推進
南北に長く、豊かな自然に恵まれ、海に囲まれた我が国では、四季折々の食材が豊富で、地域の農林水産業とも密接に関わった豊かで多様な食文化を築いてきた。また、長寿国である日本の食事は世界的にも注目されている文化である。
しかし、近年、グローバル化や流通技術の進歩、生活様式の多様化等により、地場産物を生かした郷土料理やその食べ方、食事の際の作法等、優れた伝統的な食文化が十分に継承されず、その特色が失われつつある。
このため、「和食;日本人の伝統的な食文化」が、「自然の尊重」という日本人の精神を体現した食に関する社会的慣習としてユネスコ無形文化遺産に登録(平成25年12月)されたことも踏まえ、食育活動を通じて、郷土料理、伝統食材、食事の作法等、伝統的な食文化に関する国民の関心と理解を深めるなどにより伝統的な食文化の保護・継承を推進する。

http://www8.cao.go.jp/syokuiku/more/conference/evaluation5/1st/pdf/s3.pdf


 

間違いなく和食給食の波が押し寄せてきます。同時に今も話題になっている給食での牛乳論争もしばらく続きそうですね。「パンをなくす」「牛乳をださない」という意見も都道府県市町村議会からでてきて、教育委員会も翻弄されそうな予感です。

栄養教諭側も「パンは回数が決まっている」「パン屋さんがつぶれてしまう」「栄養があるから牛乳はつけなければいけない」といった栄養士や行政側の対応(俗にいうお役所対応)だけではいけません。

具体的には「給食を出す側」の意見ではなく、まずは「給食を供給される側」に立って説明する必要があります。例えば牛乳が嫌いなお子さんを持つ親の立場に立って考える、米を作っている農家の保護者になって考えるなどです。栄養士は栄養士の立場でしか物事をみることができなくなっている人がほとんどです。給食の常識が世間の常識とかけ離れていることがあることも自覚する必要があります。

 

晩御飯に「ごはん、煮魚、おひたし、すまし汁、牛乳」といった献立の人はごくごく少数だと思います。給食だからいいのだ、特別だという考えは栄養士しかもっていません。

 

自分が保護者に「なぜ給食は和食でも牛乳なんですか?」と聞かれたらこう答えます。

「自分もお茶が合うと思います。でも牛乳は自分の力では外すことはできません。」

保護者に歩み寄って話を聞きましょう。




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