雑記

成長ホルモンは0-3時に最も多く分泌されることはないし、早く寝てもたくさん分泌されるわけではない

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図1

学校では生活習慣を見直すために、「早寝、早起き、朝ごはん」などと言って、健康教育をする場が多々あります。その中でよく聞かれるのが

 

「夜更かしすると成長ホルモンがでなくなるよ」

 

睡眠のゴールデンタイム(成長ホルモンが出る時間)は10~3時だから身長を伸ばすために早く寝ようね」

などといった指導です。

 

結論からいうとこれは間違いであり、このような根拠のない指導は行ってはいけないです。

 

1950年代に日本の科学者(高橋康郎博士)が発表した「成人男性で睡眠開始時刻を早めたり遅らせたりすることが成長ホルモン分泌にどのような影響を及ぼすか」という研究で「睡眠開始時刻に連動して寝入りばなに成長ホルモンが分泌する」という結果を報告したそうです。これがいろいろ湾曲されて上記のような解釈がされて広まったようです。

 

http://www.hayaoki.jp/kohyama_report_focus.cfm?report_ID=170

 

実際、早寝はサーガディアンリズムを整えたり、メラトニン・セロトニンのリズムを整えたり無数の良い点がありますが、成長ホルモンに関しては違います。

 

このような本当っぽい嘘は「疑似科学」と呼ばれます。例えば「切り干し大根は干すと栄養価が増す」、「牛乳を飲むと背が伸びる」などです。なぜそうなるかということが理解できないことはあまり口にしない方がいいと思います。

気になったらたとえば「牛乳 身長 疑似科学」のように検索するといろいろ発見できておもしろいです。

 

 

 




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