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小中学校 ノロ感染防げ 茨城

更新日:

http://www.yomiuri.co.jp/local/ibaraki/news/20161219-OYTNT50190.html より

 県内でノロウイルスが原因とみられる感染性胃腸炎の集団感染が広がっていることを受けて、小中学校などで感染を防ぐ取り組みが進められている。体育の授業の後や給食前などに必ず手洗いをさせ、急な嘔吐おうとに備えてエチケット袋などを教室に置いている。児童の下校後には、教諭らが校内の消毒作業を続けている。

 「授業中に児童が急に吐き気を催したとき、ノロウイルスだった場合には大抵、トイレまで間に合わない。感染を広げないためには、素早い処理が必要です」。県東部の小学校校長が各教室に備えている対策セットを点検しながら語った。

 プラスチック製バケツ、新聞紙とポリ袋で作ったエチケット袋、使い捨てできる手袋やエプロン、マスク、雑巾、ペーパータオルなどがまとめられている。児童が教室で吐くなどした場合、消毒後はしばらくその教室を使わないようにしているという。

 別の小学校では、児童が下校した後の午後4時過ぎ、教諭らが班に分かれ、教室の机やドアノブ、水道の蛇口などの消毒を続けている。「廊下の床や階段の踊り場も布などで丹念に拭き取っている」と校長は話す。

 県保健予防課によると、県内の指定医療機関1か所当たりの感染性胃腸炎の流行指数は、11月28日~12月4日が16・40、12月5日~11日が19・83。さらに注意喚起と対策強化が図られる警報発令の基準(20・00)に迫る勢いだ。警報が出されれば、2013年12月以来だという。

 県では予防策として、〈1〉せっけん(特に液体せっけん)で手をよく洗う〈2〉患者の便や吐いたものには直接触れない〈3〉汚染された場所や衣類などは消毒する〈4〉カキやアサリなど二枚貝の加熱調理(食品の中心部を85~90度で90秒以上)を徹底する――ことを呼びかけている。カーペットなどで吐いた際、脱色に気を付け、水拭き後にスチームアイロンの利用が有効という。

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