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給食の白玉団子を喉に詰まらせ死亡した事故 真岡・児童死亡事故訴訟 請求棄却

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白玉汁の白玉団子をのどに詰まらせた事故の裁判で、判決がでました。詳しくは先日書いた記事を見てください。

給食の白玉団子を喉に詰まらせ死亡した事故 真岡・児童死亡事故訴訟

学校給食における、給食をのどに詰まらせて死亡する事例は多くあります。パンの早食いでのどに詰まらせた事例。プラムの種がのどに詰まった事例。そして今回のように白玉汁の白玉団子をのどに詰まらせた事例です。う ...

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裁判の争点をまとめます。

両親側は、国の通達により事故の予見は可能だったのに、喉に詰まる危険性がある白玉を小さく切り分けないまま給食で提供したことや、事故後の学校の対応にも過失があると主張。市側は、事件以前に白玉による事故は報告されておらず予見は難しかったと強調。約2分後に119番通報したとして対応に問題はなかったと主張していた。

 

 判決は、食品自体に危険性はなく、小学生は乳幼児に比べて誤嚥(ごえん)の危険性は低いとし、事故後の対応も数分後に119番通報していたと認め、救急措置として腹部を突き上げて詰まった食物などの異物を取り除く「ハイムリック法」を行う義務があったとまでは言いがたいとして「過失があったとはいえない」とした。

まだ上告するようですが、現時点での判例として

・白玉だんごは危険でなく、小さく切り分けて出す必要がない
・小学生は誤嚥の危険性が低い。(幼児なら判決は変わったかもしれない)
・救急措置は義務があるわけではない →全教職員ができた方がいいが、できなくても仕方がない

ということがわかります。今後も裁判を見守りたいです。
我々は誤嚥事故を防ぐ責務があります。しかしどこまでが義務で、過失かという点は見極めておく必要があります。

 



産経ニュースより

平成22年2月、栃木県真岡市の小学校で給食の白玉団子を喉に詰まらせた男児が死亡したのは、市が安全管理を怠ったことなどが原因として、両親が市に約8400万円の損害賠償を求めた裁判で、宇都宮地裁の吉田尚弘裁判長は2日、原告の請求を棄却した。両親側は控訴する方針。

22年2月10日、当時小学1年の飯沼晃太君が給食で出された白玉汁の白玉団子を喉に詰まらせて窒息。晃太君はその後脳死状態となり、25年1月14日、10歳で死亡した。

両親側は、国の通達により事故の予見は可能だったのに、喉に詰まる危険性がある白玉を小さく切り分けないまま給食で提供したことや、事故後の学校の対応にも過失があると主張。市側は、事件以前に白玉による事故は報告されておらず予見は難しかったと強調。約2分後に119番通報したとして対応に問題はなかったと主張していた。

判決は、食品自体に危険性はなく、小学生は乳幼児に比べて誤嚥(ごえん)の危険性は低いとし、事故後の対応も数分後に119番通報していたと認め、救急措置として腹部を突き上げて詰まった食物などの異物を取り除く「ハイムリック法」を行う義務があったとまでは言いがたいとして「過失があったとはいえない」とした。

原告代理人の弁護士は判決について、「窒息事故防止に逆行する」と批判。真岡市の井田隆一市長は「今後も再発防止に取り組んでいく」とコメントした。

http://www.sankei.com/region/news/170203/rgn1702030041-n1.html

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