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給食パン、再検査でも卵成分 県学校給食会、当該工場の供給休止

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給食のパンだけ作るのではなく、いろいろなパンを作っている工場の場合は攪拌機などの洗浄が間に合わず、いろいろな成分が残ってしまうのも無理がありません。パン工場の機械は大掛かりなものが多く、洗浄の時間とコストがばかにならないため軽く洗浄で済ませる場合は多いです。

さらに1種類だけの給食のパンだったらいいのですが、A学校はコッペパン、B学校はくるみパン、C学校はチーズパンなどとバラバラのパンだったら時間内配送をするため洗浄時間が取れない可能性があります。
パン工場はたくさんあるわけではなく、一つのパン工場で市町村をまたがってかなり広い区域の配送をする場合が多いです。

パン工場が悪いというだけではなく、卵も入りうるパンとして認識して通知していなないと洗浄の徹底を要求するだけでは無理がありそうです。

山形新聞

酒田市内の小学校で今年1月、卵へのアレルギーがある児童に微量の卵の成分が入ったパンが給食で提供された問題で、県学校給食会が、製造元の工場(山形市)からの供給を当面休止する措置を取ったことが16日、分かった。

再検査の結果、再び微量の成分が確認されたことを受けた対応。同工場は酒田市を含め県内17市町村に給食用パンを提供していたが、別の製造元からの代替供給に切り替える。現時点で健康被害を訴えた子どもはいない。

パンの製造を委託している県学校給食会によると、酒田市教育委員会の独自調査で今回の問題が明らかになって以降、同工場で作る給食用パンの再検査を行った。市販用のパンと同一ラインで製造しているため、別の製品の卵の成分が入るコンタミネーションが原因とみられ、製造ラインの洗浄を徹底するなどしたが、再び微量の卵の成分を確認したという。

アレルギー症状を引き起こす物質が含まれる、またはその可能性があるという表示をすれば、学校現場で別の食品に取り換えられるため、同工場からの提供自体は現状でも可能。だが県学校給食会は「これまで健康被害が出ていないが、今後も出ないとは限らない」と万全を期すため、当面は供給しないこととした。

今回の再検査に当たり、給食用のパンを手掛ける別の製造元の10工場でも同様の調査を実施。これら工場からは卵の成分が認められなかったことから、代替供給するという。

県学校給食会は16日までに、再検査の結果などを伝える文書を各市町村教委に送付した。当該工場では再発防止のため製造ラインの設備を更新する計画だといい、同会は「安全が確認されれば供給を再開したい」との方針を示している。

自治体や保護者「子どもの安全考えて」―厳格な対応を求める声
卵成分の微量混入はコンタミネーションと呼ばれる製造工程での混入だった。製造ラインの洗浄など対策の徹底が原則で、国は混入の可能性が排除できない場合は、注意喚起の表記を推奨しているが、今回のパンに表記はなかった。児童・生徒がどんな成分にアレルギーがあるかを把握した上で、原材料表示を見て対象食品を口にしないよう対応している学校給食の現場からは、厳格な対応を求める声が聞かれた。

酒田市と同じ工場からパンの提供を受けていた市町村の担当者らは「混入の可能性が全くないといえないことは理解していたが、県内で起きたと聞き驚いた。子どもの安全を考えればゼロであるべき」「表記がなければ対応のしようがない」。コンタミネーションの可能性を保護者に了承してもらっている自治体も「容認できない」と話した。

食物アレルギーのある子どもを持ち、幼児食のアドバイザーをしている酒田市泉町の早藤真紀子さん(37)は「親としては絶対にあってほしくないこと」と保護者の思いを代弁。一方で「専門の調理施設があれば安心だが、大人数に提供する学校給食にそこまで求めていいのかとも思う」と複雑な心境を明かした。

今回は酒田市教育委員会の独自調査で分かったが、多くの市町村が「費用面などから単独市町村で検査するのは困難」と口にした。県学校給食会がアレルギー物質の検査に乗り出したことを受け、ある担当者は「子どもたちが安心して食べられるよう、ぜひ継続してほしい」と期待を込めた。

http://yamagata-np.jp/news/201703/17/kj_2017031700321.php?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter

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