栄養管理 雑記

学校給食におけるのどに詰まらせる問題

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学校給食において食べ物をのどにつまらせてしまう事故がどきどき起こっています。

過去の事例を知って、事前に予防できたらいいですね。

過去に起こった学校給食でのどに詰まらせた事故

  • 特別支援学級の児童がプラムの種をのどに詰まらせて死亡。
  • 煮物のうずらの卵をのどに詰まらせて死亡。
  • 給食のパンを一気食いしてのどに詰まらせて死亡。

事故が起こらなくても、ニュースを見た保護者からの問い合わせがある

学校でもこういった事故が報道されると、保護者から電話があり、 「他の自治体ですがうずらの卵をのどに詰まらせて死亡する事故がありました。 給食でうずらの卵をなくす等の措置は行われますか?」
といったような趣旨の電話があるとおもいます。

給食に興味関心がある保護者なので、大変ありがたい存在です。

このような場合は管理職と相談し、返答を検討しましょう。

保護者からの電話の返答 例

「うずらの卵だけではなく、じゃがいもやパンなどいろいろのどにつまる可能性があるものが あります。それらをすべて給食から除去することは困難です。 窒息を防ぐために応急処置の研修、担任への給食指導の再確認、今回の事件の周知を 行う予定です」

 

その他救命法を知っておく

救命講習を受けたことがある人は、

  • 背部叩打法(はいぶこうだほう)
  • ハイムリック法(腹部突き上げ法)

の2種類があることを知っているはずです。

うずら卵の事案では担任教師が背中をたたいたりしたとありますので、背部叩打法をされたと思われます。

うずらの卵を詰まらせた事故での対応

  • 12:35 給食開始
  • 12:40 うずらの卵が女児の気道に詰まり、担任教師が応急処置(おそら背部叩打法)
  • 12:45 119番通報
  • 搬送中の救急車内でうずらの卵を除去

AEDやエピペンの講習は毎年していますが、誤飲による救命救急の講習はなかなかできないのが実情です。

学校に一人こういった対応ができる教員(給食なので栄養教諭がベスト)がいれば救える命があったのかもしれません。

実際このような事案があった場合躊躇せずに119番通報、支持を仰ぐ。これがベストです。

教員全員がハイムリック法ができるのは理想ですが、おそらく不可能です。

少しでも早く救急車がくることが大事です。

今回の事件に関して、ご冥福をお祈りします。

うずら卵を給食で提供したために栄養士が過失を問われることはないでしょう。

しかし私たちの職務としては第二、第三の犠牲者を出さないために、注意喚起や対策を練ることです。

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