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府中に新給食センター 市内小中全33校590学級2万2千食なのに栄養教諭等の配置は3人?

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東京都府中市に1日2万2千食の学校給食センターができ、9月1日から稼働しているようです。
かなり大きな給食センターだと感じましたが、もともと大きな給食センターのようでした。

第一学校給食センター 現在、 小学校19校に約12,700食を提供
第二学校給食センター 現在、中学校11校に約6,000食を提供
学校給食洗浄センター 小学校19校、中学校11校の食器 洗浄及び消毒保管の業務
これらが統合したようです。人数が合いませんが、多分「換算人員」が2万2千だと思います。
小学校中学年を1人としたとき、中学生は1.2人と換算することが多いので、
12,700人 + (6,000人 × 1.2倍) = 約2万食 +人口増予想分

対象校

小学校22校、中学校11校
合計33校

学級数

○小学校 399学級
○中学校 157学級○特別支援 小学校 21学級
○特別支援 中学校 13学級
合計590学級

府中市教育員会資料より

https://www.city.fuchu.tokyo.jp/kyoiku/kyusyokusintiku/index.html

 

では栄養教諭等は何人配置されるのでしょうか?
文科省の配置基準(定数)によると
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/029/shiryo/05070501/s003.pdf

○栄養教諭及び学校栄養職員定数
共同調理場1500人以下 1人
1501人~6000人 2人
6001人以上 3人

ということは3人です。
590学級を3人で食育することになりますので、590学級÷3人 =196
つまり3人全員が毎日1学級に指導に行っても1年かかるということがわかります。

食育の拠点と言いながら、この実態は食育を推進するつもりはないという気がします。
どんなに大きな給食センターを作っても栄養教諭等の配置定数は3人なので、義務教育費国庫負担等の関係から、それ以上配置されることはまずないということを知っておきましょう。

 

YOMIURI ONLINE

夏休みが終わり、多摩地域の多くの小中学校では1日から給食がスタートした。府中市では国内最大規模の給食センターが、福生市では防災や食育にも利用される施設が本格稼働した。

府中市朝日町に完成した市立学校給食センターは、この日から本格稼働。市立の小中学校全33校に1日2万2000食の提供が可能で、給食センターでは国内最大規模だという。

この日は朝早くから、キーマカレー、鶏肉の米粉揚げ、サワラの竜田揚げ、サンマのねぎソース焼きの調理が始まった。食材の仕入れや食中毒のリスク管理のため、メニューを複数にしているという。

同センターは衛生面に重点を置いており、調理員はエアシャワーを通らないと、調理室に入れない仕組み。炊飯は全自動、皮むき機やスライサーなどを導入し、野菜に人が触れる機会を減らした。

また、おかずやご飯を入れる食缶を二重にするなど、調理後2時間以内に温かい食事を学校に届けるシステムを導入。蒸し料理が作れるスチームコンベクションオーブンやハンバーグ成型器など、新しい調理機器も取り入れた。アレルギーに対応した給食の専用調理室も設置した。

この施設は、旧給食センター2か所が老朽化したため、東京外国語大学や警察大学校に隣接した市有地に新設された。鉄骨3階建て、延べ床面積は1万4300平方メートル。建設費は約94億円。

http://www.yomiuri.co.jp/local/tokyotama/news/20170904-OYTNT50111.html

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