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新年度から児童生徒に朝食を無料で提供 広島県

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広島県は2月13日の予算案の発表の際に子どもの貧困対策として、家庭で朝食を食べこない子どもたちに朝食を提供するモデル事業に取り組むそうです。

貧困家庭の子どもたちが、朝食を食べていない実態を受けてのことです。

参考元

読売オンライン

http://www.yomiuri.co.jp/local/hiroshima/news/20180213-OYTNT50434.html

朝食を食べる児童生徒ほど、学力調査の平均正答率が高く、全国体力テストでも合計点が高かった

文科省の調査では朝食を食べる児童生徒ほど、学力調査の平均正答率が高く、全国体力テストでも合計点が高いという結果を受けたという記述もありますが、朝食を食べてもテストの点数も、体力も向上しません

マスコミでも学校現場でもよくつかわれる「疑似相関」

朝ごはんを食べる児童生徒ほど学力調査の平均正答率が高い
朝ごはんを食べる児童生徒ほど全国体力テストの合計点が高い

この部分は調査結果で事実です。(文部科学省の調査)

しかし「朝ごはんを食べると高くなる」ということの根拠にはなりません

違う例で例えてみます。

計算能力が高いほど身長が高い
書ける漢字の数が多いほど身長が高い

これは事実です。

なぜなら「身長が高いほど学齢が高い」ので、計算能力が高く、書ける漢字の数が多いからです。

つまり小学1年生よりも小学6年生の方が計算能力が高く、書ける漢字の数が多いということです。

  • 計算能力が高いほど身長が高い
  • 書ける漢字の数が多いほど身長が高い

この事実から、計算や漢字の勉強をしたら身長が高くなるのでしょうか。

当然なりません。

この裏には「年齢」という要素が隠れており、計算能力も書ける漢字の数も「年齢」に相関しています。

このように一見見た目では相関関係があるけど、実は相関していないことを「疑似相関」といいます。

とはいえ、少しでも貧困家庭のためになればいいですね。

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