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東京都立川市 学校給食再開 再発防止策の中身を解説

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立川市の再発防止策等が公開されており、21日から給食が再開されるそうです。その中身を見ていきます。

再発防止策

1 食材料の調達に関する対策

食材料選定の際、次のことを行い、これらによって安全性が確認できないものについては、選定を控えるのが望ましいと考えます。

(1)一部の加工品の調達においては、次のことを実施する。

①これまでも提出を求めていた原材料、原産地及び加工地・加工場、成分分析、非遺伝子組換を証する書類に加え、次の書類提出を求める。

ア)製造工程表

・特に、加熱殺菌の方法・温度・時間の記録

イ)微生物検査結果

・一般生菌、大腸菌群、黄色ブドウ球菌等の確認ができるもの

ウ)製品の納入工程図

・製造元から共同調理場に納入されるまでの工程

・特に、製造者以外の事業者の関わりの有無や加熱処理後の充填方法が確認できるもの

②加工場における従業員の衛生管理状況を確認する。

ア)従業員の検便実施状況

イ)従業員への衛生研修の実施状況 など

なお、給食の再開にあたっては、「一部の加工品」に該当する食材料を明確にするよう、提案します。

また、安全性の確認は、新規食材料を選定する際に納入事業者を介して行い、その後の確認頻度は、食材料の使用量や使用頻度に応じて検討してください。

 

(2)上記(1)に該当する加工品のうち、非加熱食材料については、納入事業者に対し、新たに食材料の『ノロウイルス非感染検査証明書』の提出を求める。なお、「共同調理場で加熱調理しない食材料の一律使用禁止」という意見もありましたが、学校給食という特性上、『食教育』という観点とのバランスを考慮し、当委員会としては、食材料調達の際のチェックを厳密に行う前提のもと一律禁止までは求めないこととしました。

非加熱のものに関してはノロウイルス日感染検査証明書を求めるようです。検査費用がどこからでるのか気になりますね。使用禁止にならなかったのはよいことだと思います。カイワレダイコンのときのような風評被害になりかねません。

 

(3)調理室内で調理従事者がおう吐した場合の対策と訓練実施

①吐物処理BOXを室内に常備すること。

本当にたんつぼ・・・ではなく嘔吐処理BOXを常備するんですね。おそらく一度も使用されないまま放置されるでしょう。

(3)調理従事者等の喫食について

今回発生した食中毒において、調理従事者にノロウイルス感染はいませんでした。しかし、仮に感染者がいた場合、発生した食中毒について、感染経路を明らかにすることができない可能性高くなります※1

文部科学省が学校給食衛生管理基準を改正する際に 、「調従事者その日がその日調理した給食を喫することで、給食内容の向上につながる」旨を示していることから、立川市の共同調理場においては従事者が喫食をしているとのことですが、この喫食のあり方については関係機関等とも相談し、様々な観点から検討することを提案します。

こちらも検討するということで濁されました。評価できると思います。

https://www.city.tachikawa.lg.jp/gakkokyushoku/syokutyudoku/kyushyokusaikai.html

提言書(PDF:303KB)

再発防止策(学校給食の再開に向けて)(PDF:196KB)

 

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