nutr.net

学校給食関係のニュースの解説/給食指導の方法/食育媒体、指導案、ワークシートの紹介/栄養教諭採用試験情報など

ニュース 給食時指導

児童が嘔吐するまで給食を食べさせた女性教諭が戒告処分 東京都

投稿日:

去年話題になった「給食ハラスメント」の事件ですが、今度は東京都で新たに判明しました。

今回の事件の概要

  • 教諭は都立小学校の40歳女性
  • 不適切指導があったのは2014年1月31日
  • 欠席者が多く、給食がたくさん残っていた
  • 「残さないでお代わりして、みんなで食べなさい」と児童全員におかわりするように命じた。
  • 2杯目を食べていた男子児童の1人が「もう食べられません」と言ったが、無理やり食べさせ嘔吐させた。

1月31日といえば全国学校給食週間直後

1月24日から1月30日までは、全国学校給食週間と文部科学省が決めています。
http://www.mext.go.jp/a_menu/sports/syokuiku/1299359.htm

そのなかで

 学校給食週間においては、このような学校給食の意義や役割について、児童生徒や教職員、保護者や地域住民の理解を深め関心を高めるため、全国で様々な行事が行われます。

という記述があります。

そのため、この全国学校給食週間中は「感謝の気持ちを養う」という名目で「残食を減らす」「給食完食」などが行われている学校もあると思います。

結論から言うと、「給食完食指導はもう終わっている」ということです。

道徳的には「もったいない」「作ってくれた人に失礼」などということ意見があると思いますが、
子どもにとっては「給食は半強制的に食べさせられている」ということを忘れてはいけません。

まして今回は自分の量を食べた上に欠席者の分まで食べさせているので、論外です。

給食ハラスメントを防ぐにはどうしたらいいか

事前に残し方、配食方法などを周知する必要があります。
欠席者の分は残食率に含めないなど、残食率の計算方法も考える必要があります。
食べる人に食べさせると肥満の助長になるので、栄養管理的にもまずいです。

給食ハラスメントについてまとめた記事がありますので、そちらをご覧ください。

給食を残すことを許さない「給食ハラスメント」について考える

平成29年9月に岐阜市の市立小学校で50代の教諭が、偏食の多い児童にスプーンで口元に運ぶなどして、給食指導を行った結果、児童が嘔吐などをした事件が明るみになりました。   参考 産経新聞 「 ...

続きを見る

スポンサーリンク

おすすめ書籍

Pick Up

1

目次1 調理場の運営方式2 単独校方式2.1 メリット2.2 デメリット2.3 検討事項3 センター方式3.1 メリット3.2 デメリット3.3 検討事項4 親子方式、小規模センター 調理場の運営方式 ...

2

食育に限らず、アンケートを行う場合、有意差や相関性を調べたい。ということがあると思います。 そのためには統計学を勉強する必要がありますが、Σやら自由度やら難しい言葉がたくさんあって、とっつきにくいです ...

3

食物アレルギー栄養指導の手引き2017が完成しました。 前回が2011でしたので、6年ぶりの更新になります。 目次1 食物アレルギー栄養指導の手引き2017とは?2 手引きは誰のために書かれている?医 ...

-ニュース, 給食時指導

Copyright© nutr.net , 2018 AllRights Reserved.