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法規・マニュアル

食育実践のための小学校学習指導要領解説の読み方 家庭科編

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意図的計画的な食育を推進する上では学習指導要領を読み込むことが必須です。
様々な教科を関連付けて全体計画を作成し、全教職員で発達段階に応じた食育をしなければ、ただのイベントでおわってしまいます。

 

食育を推進する上での学習指導要領解説の読み方を説明していきます。
冊子を持っていない方は以下のリンクより文科省のHPからPDFファイルがダウンロードできます。

 

家庭  (PDF:688KB) PDF

 

 

1冊100円程度ですので、購入しておいた方がいいです。各種研修会でも多用されます。

ポイントとしては

・小学校は1食分の献立をたてるが、中学校では1日分の献立をたてる。

・小学校は生肉、生魚の取り扱いは家庭科ではしてはいけない。(中学校は可能)たんぱく源は卵、蒲鉾等のねり製品、ソーセージやハムなどにする。

・小学校の栄養は5群分けだが、中学校は6群分けである。低学年・中学年のうちに3色わけが身についていると習熟やすい。

 

 

などが挙げられます。

 


食に関する指導の手引にも詳しくあります。

冊子を持っていない方は以下のリンクより文科省のHPからPDFファイルがダウンロードできます。
第3章 各教科等における食に関する指導の展開 (PDF:733KB) PDF

食に関する指導の手引にも詳しくあります。

冊子を持っていない方は以下のリンクより文科省のHPからPDFファイルがダウンロードできます。
第3章 各教科等における食に関する指導の展開 (PDF:733KB) PDF

 


(ⅰ)改善の基本方針
○ 家庭科,技術・家庭科については,その課題を踏まえ,実践的・体験的な学習活動を通して,家族と家庭の役割,生活に必要な衣,食,住,情報,産業等についての基礎的な理解と技能を養うとともに,それらを活用して課題を解決するために工夫し創造できる能力と実践的な態度の育成を一層重視する観点から,その内容の改善を図る。
その際,他教科等との連携を図る。

 


(ア) 少子高齢化や家庭の機能が十分に果たされていないといった状況に対応し,家族と家庭に関する教育と子育て理解のための体験や高齢者との交流を重視する。
心身ともに健康で安全な食生活のための食育の推進を図るため,食事の役割や栄養・調理に関する内容を一層充実するとともに,社会において主体的に生きる消費者をはぐくむ視点から,消費の在り方及び資源や環境に配慮したライフスタイルの確立を目指す指導を充実する。

 


b 食事の役割や栄養を考えた食事のとり方,調理などの学習活動を一層重視するとともに,身の回りの生活における金銭の使い方や物の選び方,環境に配慮した物の活用などの学習について,他の内容との関連を明確にし,実践的な学習活動を更に充実する。


エ食生活に関する内容の充実
生活や学習の基盤となる食育の推進のため,食事の役割や栄養を考えた食事のとり方,調理などの学習活動を一層重視することとしている。特に,中学校での扱いとなっていた五大栄養素については,その基礎的事項を小学校で扱うこととしている。


B 日常の食事と調理の基礎
「日常の食事と調理の基礎」の内容は,(1)「食事の役割」,(2)「栄養を考えた食事」,(3)「調理の基礎」の3項目で構成されている。ここでは,日常の食事と調理の学習を通して,日常の食事への関心を高め,食事の大切さに気付くとともに,調和のよい食事と調理に関する基礎的・基本的な知識及び技能を身に付け,食生活をよりよくしようと工夫する能力と実践的な態度を育てることをねらいとしている。
これらの内容の構成は,栄養を考えた食事のとり方や調理の基礎の学習に加え,食事の役割について学ぶことにより,食生活を総合的に学習できるようにしている。日常とっている食事を改めて見つめ直し,食事の役割,食品,栄養,調理などの基礎的事項を関連付けて学習することにより,生涯にわたって健康で安全な食生活を送るための基礎となる力を養い,日常生活の中で主体的に活用できるようにすることを意図している。
内容の指導に当たっては,B(1),(2),(3)の項目を相互に関連させて取り扱うとともに,「A家庭生活と家族」,「D身近な消費生活と環境」などの内容と関連させるなどして,家庭生活を総合的にとらえられるように配慮する。
さらに,家庭との連携を図り,児童が身に付けた知識及び技能などを日常生活に活用できるように配慮する。
また,理科,体育科などの教科や学校給食等との関連を考慮するとともに,中学校技術・家庭科との円滑な接続のために,基礎的・基本的な内容の確実な定着を図るように配慮する。


ア食事の役割を知り,日常の食事の大切さに気付くこと。
イ楽しく食事をするための工夫をすること。
ここでは,食事の振り返りや実習などを通して,日常の食事への関心を高め,食事の役割を知り,その大切さに気付くとともに,楽しく食事をするための工夫について考え,実践できるようにすることをねらいとしている。
題材構成に当たっては,B(2),(3)の項目やA(2)「家庭生活と仕事」,A(3)「家族や近隣の人々とのかかわり」などと関連を図るように配慮する。
例えば,B(3)の項目における調理実習と関連させ,試食の際に食事の大切さや役割について考えさせたり,実践を通して気付かせたりすることなどが考えられる。
ア食事の役割を知り,日常の食事の大切さに気付くこと。
ここでは,日常とっている食事に関心をもち,食事の役割を知り,食事を大切にしようとする気持ちを育てるようにする。
「食事の役割を知り,日常の食事の大切さに気付く」については,食事は,健康を保ち,体の成長や活動のもとになったりすることや,一緒に食事をすることで,人と楽しくかかわったり,和やかな気持ちになったりすることなどを知る。また,規則正しい食事が生活のリズムをつくることや,朝食を食べることによって学習や活動のための体の準備ができることなどにも触れるようにする。このような食事の役割を知ることで,日常の食事が大切であることに気付くようにする。
指導に当たっては,例えば,児童が家庭の食事や給食について振り返り,おいしかったことや楽しかったことを話し合ったり,なぜ食べるのかについて考えたりすることを通して,食事の役割を知り,日常の食事の大切さに気付くようにする。
この学習では,「A家庭生活と家族」の内容との関連を図り,家庭の食事づくり(買物から後片付けまで)の仕事を振り返って,自分ができるようになりたいことを考えたり,食事の大切さについて気付いたりすることが考えられる。また,家族との食事や団らんの計画をして,実践し,その報告会をすることなども考えられる。
なお,この学習では,体育科で学習した内容と結び付けて,健康や成長面から食事の役割について気付かせる活動も考えられる。
イ楽しく食事をするための工夫をすること。
ここでは,楽しく食事をするために必要な事柄を考え,工夫することができるようにする。食事のマナーはその1つであることが分かるようにする。
「楽しく食事をするための工夫をする」については,楽しく食事をするために何が必要か,日常の食事でどのような工夫をしているかを考えさせ,相手を思いやりながら楽しく食事をするための工夫をすることができるようにする。楽しく食事をするためのマナーについては,はしや食器の扱い方などに気を付け,食べる速さに配慮し,会話を考えることなどが挙げられる。また,食事に対する感謝の気持ちを表すために,食事のあいさつをすること,供されたものを残さず食べるようにすることなどを通して,食事を大切にする意識を高めるようにする。
指導に当たっては,例えば,お茶の入れ方や供し方,調理実習の試食等を体験しながら,楽しく食事をするためのマナーや食卓の工夫について考えたり,話し合ったりすることなどの活動が考えられる。
この学習では,A(3)「家族や近隣の人々とのかかわり」との関連を図り,食事などの場における会話や心の触れ合いが好ましい人間関係を育てる上で大切であることに気付き,日常生活に活用できるようにすることも考えられる。

 


(2) 栄養を考えた食事について,次の事項を指導する。
ア 体に必要な栄養素の種類と働きについて知ること。
イ 食品の栄養的な特徴を知り,食品を組み合わせてとる必要があることが分かること。
ウ 1食分の献立を考えること。

 




 

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